分身ロボットカフェで働いたきっかけ&感想~外出困難でも働ける最高の未来カフェ~

仕事

みなさん、突然ですが、体が動かなくなったら自分の人生はもう終わりだと思っていませんか?

病気や事故で体に障害を負ってしまったら…
年を取って体が思うように動かなくなってしまったら…
これらの心配は決して他人事ではなく、誰にでも起こりうることです。

私たちが住んでいるこの世界は健康な体ありきで作られています。
体が動かなければ、トイレに行くことも食べることも外出することも一人ではできなくなってしまいます。
他にも一人でできないことを挙げればキリがありません。

私も生まれつきの難病で体がほとんど動かないので、不便さをかなり感じています。
中でも「働く」ことに一番困難さを感じます。

生活費は障害者年金でまかなっていて、最低限の生活はできます。
しかし、やることもなく社会からも必要とされず「ただ生きるだけ」というのは、とてもつらいです。
何のために生きているのか疑問に思ってしまうことさえあります。

仕事が辛い人もたくさんいると思いますが、仕事がしたいのにできないというのも、きっと皆さんが想像するよりもとても辛いものなのです。
私は「働いて人の役に立ちたい」という思いをとても強く持っています。

そんな私が出会ったのが「分身ロボットカフェ」です。
なんと体が動かなくても「分身ロボットOriHime」を使って接客のお仕事ができるカフェなのです!

・難病や育児など様々な理由で外出困難だが働きたいと思っている人
・外出困難な方の支援をしている人

にこの記事が届けばうれしいなと思っています。

実際に働いてみた感想を詳しく書いていきます!

私が働くことが困難な理由

仕事中はヘルパーが使えない

制度の壁

私は重度訪問介護という制度を使って24時間ヘルパーを使っているのですが、ヘルパーを使っている間は仕事をしてはいけないという決まりがあります。

なぜかというと、厚生労働省は仕事中の介助は雇用主負担か自己負担という考えなのです。

雇用主負担の3分の2を助成する制度はありますが、普通に一人を雇用するより大きなお金がかかってしまうのは事実で、助成も期限があるためなかなかそれを利用してまで雇う企業はとても少ないようです。

自己負担となると収入より多くのお金がヘルパー費用に掛かってしまうので、働くとむしろお金が出て行ってしまいます。

仕事中ヘルパーが使えないとなったら、私が仕事をするには次の二択しかありませんでした。

①仕事をする時間だけヘルパーの利用をやめて、一人で在宅で働く
②福祉就労の事業所に通い、そこのスタッフに介助を頼む

手段①ヘルパー利用をやめて在宅で働く

私は日常生活のほとんどに介助が必要なので、①の場合は仕事中はトイレに行くことも姿勢を変えることもできません。
また痰を出すことも自分でできないので、仕事中に痰が出てきてしまったら呼吸困難になる恐れもあります。

一般就労では多くの場合、障害者の法定雇用率を満たすために週20時間以上働くことを求められます。

障害者施設を退所し、家族とも離れて一人暮らしをしている私にとっては、ヘルパーはまさに命綱です。週20時間も多くのリスクを冒してまで我慢して働くことにはなかなか踏み出せませんでした。

手段②福祉就労で働く

福祉就労の事業所の見学などもしました。

就労継続支援A型の事業所は私のトイレ介助などをする人員が不足しているという理由で断られてしまいました。「在宅の仕事もあるが、その間はヘルパーは使えない。若いのでもっと自分のやりたいことを探したらどうか」と言われました。

就労継続支援B型の事業所は介助は受けられそうでしたが、仕事内容は軽作業がほとんどで、たとえ一般の人と比べても遜色ないような仕事をしても給料はほんのわずかです。
職場の雰囲気もスタッフの方が立場が上で私たち障害者は管理される側みたいな空気を感じてしまい、働きたいという気は起りませんでした。障害者施設の生活が嫌で施設を退所したのに、また施設に戻るような感じがしてしまったのです。

見つからない解決策

もちろん福祉就労で生き生きと働いている方もたくさんおられます。
私が見学したのもごく一部の事業所ですし、福祉就労自体を否定する気は全くありません。

ただ、もう少し選択肢が欲しいと思いました。非常に限られた選択肢の中で自分に合ったものが見つからなかった場合、どうしたらいいのでしょうか?

一人暮らしを始めてから一番困ったのがこの仕事を探すことで、あまりの選択肢の少なさに絶望していました。
施設から出て外出もヘルパーと一緒にいつでも自由にできるようになったので、当然仕事中も支援が受けられると思っていました。
仕事中にヘルパーが使えないことも、就労継続支援の事業所を見学した時に初めて知りましたし、自分と同じような状況の人はどうしているのかもわからず、情報がとても少ないと感じました。

障害者年金などのおかげで、仕事をしなくても贅沢をしなければ暮らせます。仕事を探すのはとりあえずやめて、通っていた通信大学の単位を取ることに集中しました。

しかし誰かに会った時には必ず仕事はどうしているのか聞かれますし、次第に自分が仕事をしていないことに罪悪感を感じるようになりました。でもいつか自分に合った何かが見つかるんじゃないかと、心のどこかにほんの少しの希望を抱いていました。

そんな時に偶然分身ロボットカフェと出会ったのです。

分身ロボットカフェとの出会い

分身ロボットOriHimeとは?

OriHimeとは、様々な理由で行きたい場所に行けない人の分身になってくれる「分身ロボット」です。

・友達の結婚式に行きたいけど遠方に住んでいて行けない
・学校に行きたいけど入院中で行けない
・出社したいけど育児中で行けない

などといった不便は生きていれば誰でも感じることがあるのではないでしょうか?

OriHimeを自分の代わりに誰かに連れて行ってもらったら、ネット環境さえあればどこにでも行けちゃいます。
手に持って歩けるくらいの大きさで、操作はPCやタブレット、スマホからでも簡単にできます。
リアルどこでもドアと言っても過言ではありません。

一見ビデオ通話と何が違うの?と思われてしまいがちですが、全然違います。
見る方向も自分で変えられますし、手を振ったり拍手したりなどのアクションもできます。
何より実体があるので、OriHimeを見ている人も本当にその人がそこにいるように感じられてくるのです。

・入院中の子どもたちがOriHimeで登校
・育児中のお母さんがOriHimeでテレワーク
・難病で外出困難な人がOriHimeで旅行

といったことにも実際に使われています。

詳しくはこちら【オリィ研究所公式HP】
https://orihime.orylab.com/

オリィさんとの出会い

偶然参加したシンポジウム

私が分身ロボットカフェのことを知ったのは、島根大学で開かれた視線入力のシンポジウムに参加したのがきっかけでした。
OriHimeを開発しているオリィ研究所の吉藤オリィさんが偶然そこで話をしておられたのです。

そこでオリィさんは「まだ公開前なんだけど…」という前置きをしながら、分身ロボットカフェの構想を話しておられました。

なんとOriHimeのでかいバージョンのOriHime₋Dでコーヒーを運んで、難病の人たちとカフェをしようというのです!

正直なところその時はうまくイメージがわかず、ただ漠然と「すごいなあ」と他人事のようにお話を聞いていました。

カフェの構想以外にも、OriHimeを使ってALSなどの重度障害を持った方がすでに働いているというような話をされていて、私はそのことにとても興味を持ちました。

私より重い障害の方が働いている!介助はどうしているのだろう?もしかしたら何かヒントがあるかもしれないと思いました。

一緒に働こう!

そのシンポジウムでは後半はシンポジストに直接質問や相談できるようになっていて、私はオリィさんのところに行きました。(正確には担当のOTさんが誘ってくれて行きました。オリィさんのオーラに圧倒されて行くのをためらっていました。OTさんありがとう)

シンポジウムも終わりの方だったので、勇気を出してオリィさんに質問しました。

私「 私は24時間ヘルパーを使っているのですが、働いている間はヘルパーが使えないという決まりがあって困っています。OriHimeで働いている難病の方々は仕事中の介助はどうされているのですか?」

オリィさん「さあ、どうされているんでしょうね。でもこうやって働けるっていう事例をたくさん作って、重い障害があっても働けるってことを世間に訴えていくっていうことが大切なんだと思います。あなたもブログなどで働いている様子を発信していったらどうですか?」

私「いや、ヘルパーが使えないせいで仕事が見つけられなくて困っているんです。」 

オリィさん「じゃあカフェで一緒に働きましょう!」

一緒に働きましょう!!!!!

その言葉を聞いた途端嬉しすぎてニヤニヤが止まらなくなりました。こんな私でも一緒に働こうと言ってもらえるなんて!しかもカフェで!
今思い出しても涙が出そうなほど嬉しかったです。オリィさん本当にありがとう。

第1回分身ロボットカフェ

仲間との出会い

それからしばらくしてオリィさんのFacebookにカフェの募集が掲載されていたので、速攻応募しました。ビデオ通話で面接もして、合格のメールが来ました。

メールが来た時も、これから本当にカフェで働けるんだとわくわくが止まりませんでした。

それからスタッフやパイロット(OriHimeを操作する私たちのこと)のみんなとFacebookを通して業務連絡や雑談をするようになり、OriHimeやOriHime₋Dを操作する練習も始まりました。
難しそうに思われることもありますが、実際やってみると意外と簡単で、慣れるまでに時間はあまりかかりませんでした。

実際に接客の練習もしましたが、二回くらいしか練習する機会がなく、一体どうなるんだろう?ちゃんと接客できるのだろうか?と不安な気持ちも少しありました。でも不安な気持ちよりカフェで働けるワクワクの方が勝っていたので、カフェが始まるまでの間も毎日ワクワクしていました。

生身では会ったことのないスタッフやパイロットのみんなとも毎日新たな出会いがあって、今まで味わったことのない刺激的な日々が、カフェの前からもうすでに始まっていました。

初めての接客

人生で一番の充実感

初日と二日目はたまたま入院の日とかぶってしまい、お休みしていましたが、Facebookなどでその様子を見ていました。

会場には報道陣の皆さんが想像を絶する数のたくさんのカメラを構えていて、本当にびっくりしました。こんなにすごい企画に携わっていたんだ!と改めて実感しました。

三日目からは実際の接客がスタートしました。なんとその日は私の家にも取材の方が来られていて、カメラに見守られながらの初接客となりました。初めての接客は想像以上に楽しくて、本当にあっという間に時間が過ぎていきました。今までの人生で一番充実してる時間なんじゃないかなと思いました。

お客様とのコミュニケーション

カフェのお客様は1時間ごとの総入れ替え制で、 パイロット一人につき2テーブルを担当します。OriHime₋Dで注文を取り、キッチンに戻ってスタッフに飲み物をお盆にのせてもらい、順番に飲み物を運びます。 飲み物を運び終わった後はお客様とのフリートークタイムです。

練習の時はフリートークって何話せばいいんだろうと思っていましたが、いざやってみるとお客様がいろいろ質問してくださり、むしろ時間が足りないくらいでした。

どこから操作しているの?
操作は難しい?
OriHimeで他にどんなことをしてみたい?

など、OriHimeを通して私たち自身にとても興味を持ってくださり、話題がとても広がりました。

OriHimeだと見た目や動きがかわいいこともあって、生身よりも話しかけてもらいやすい感じがします。私達パイロット側も自分の顔が相手に見えないので、変に緊張せずに気軽にお客様と雑談することができました。

OriHimeをうちの会社でも使いたいと言ってくださった方もたくさんおられて、このカフェを通してOriHimeで働ける場が広がりそうだなという予感もしました。

私は島根県に住んでいるので、遠く離れた東京の方と話す機会もないですし、一日にこんなにたくさんの方と会話するのも初めてでした。私はかなりの話下手ですが、カフェでお客様とお話しするのはとても楽しくて、自分はいろんな人と話すのが本当は好きなんだなと気づきました。

またカフェで働いた感想などをSNSにあげることによって、お客様もそれを見てくださり、つながりを増やすこともできました。

パイロットとのコミュニケーション

私は今まで内職のようなことしかしたことがなく、仲間と一緒に働くのは初めてのことでした。パイロットのみんなも生身では全然会ったことがないですが、それが嘘みたいな一体感がありました。

連絡は主にメッセンジャーでとっていますが、毎日のようにそこでおしゃべりして、心から笑いあったり励ましあったりしました。 トラブルが起きたり体調が悪かったりしたときはお互いに声を掛け合って支える、社会では当たり前のことなのかもしれませんが、私にとっては初めてのことでした。とても新鮮で、仲間って最高だな!と心底思いました。

またみんな難病などの様々な事情を抱えているので、相談などがしやすい雰囲気もあります。今まで自分と同じような状況の友達が少なく、相談相手もあまりいませんでしたが、一気に仲間が増えたような感じがしました。

自分と同じように働けなくて困っている人もたくさんいるということもわかり、自分は一人じゃないんだと思いました。

スタッフとのコミュニケーション

カフェにはOriHimeパイロットだけでなく現地で働いている生身のスタッフもたくさんいます。

見た目は生身とOriHimeで全然違うかもしれませんが、一緒に働いた感じでは全然差がなく、本当にその場で一緒に働いている仲間っていう感じでした。

日頃社会で生活していると障害のせいで困ることや健常者との違いを感じてしまうことがどうしてもありますが、カフェでは自分の障害を感じることがほとんどなかったです。スタッフやパイロットのみんなの人柄に助けられている部分もかなりありますが、とても居心地の良い職場でした。

OriHimeがあったら、いつか障害っていう言葉はなくなるんじゃないかと思います。

役割があることの喜び

何よりも自分に役割があって必要とされているというのがとても嬉しかったです。

今までの人生は助けてもらうばかりで、自分にできることがとても限られているので、誰かを助けたくても助けることはできませんでした。

今まで仕事がしたいと思っていたのも、お金が欲しいというよりも誰かの役に立ちたいという思いの方が強かったです。誰からも必要とされずただ生きているというのはとても辛いことです。誰かに助けてもらう時も必要以上に申し訳なく思ってしまいます。

カフェではみんなでシフトを組んで働いていましたが、お互いに足りない部分を補い合って、自分も助けられるばかりではなく助けることができるというのがとても嬉しくてたまらなかったです。

うまくいったことばかりではなく、OriHime₋Dが迷子になってしまったり、声が聞こえにくかったりなどもちろんハプニングはたくさんありました。でもみんなで助け合いながら乗り越え、10日間のカフェを終えました。

Yahoo!ニュースで掲載された記事↓
https://news.yahoo.co.jp/feature/1232

第1回分身ロボットカフェが終わった後

終わった後はカフェロスという言葉が誕生するほど、みんなカフェが終わったことを名残惜しく思っていました。

しかし、カフェが終わった後にみんなとのつながりがなくなってしまったわけではありません。

Facebookなどで連絡も取り合っていましたし、英語の勉強会をしたり、OriHimeで旅行に連れて行ってもらったりもしました。

また、OriHimeで本屋さんや展示会などで働く実験も時々していました。
オリィさんの講演会にOriHimeで少し話させてもらったりもしました。
OriHimeで働いたことで生身での講演依頼もきました。

カフェで働いたことで人とのつながりも増え、OriHimeがあればなんでもできる!と自分に自信がつきました。

第2回分身ロボットカフェ

仲間が増えた!

そして第1回目のカフェから約10か月がたった今年の10月に第2回目のカフェが開催されました。

第2回目のカフェは1回目よりかなり進化しました。

パイロットも去年の10人から30人になり、エネルギッシュな仲間たちが増えました。

仲間が増えたことで、人員に余裕もでき、体調が悪い時やPCのトラブルが起きた時でもすぐに変わってもらいやすくなりました。快く助けてくれる仲間がたくさんいるので、体調が不安定でもとても働きやすいです。

OriHimeの進化

OriHimeとiPadを連動させて、メニューや自己紹介を自分で表示させることができるようになりました。

去年はお客様に注文を紙に書いていただいていましたが、今年はメニューを表示させながら口頭で注文を取り、パイロットがメッセンジャーでバックヤードに送ることができるようになりました。

OriHimeでの接客はまずは自己紹介から始まるので、名前や写真を表示することができ、お客様とのやり取りがスムーズになりました。自分たちで好きなスライドを作り、それをきっかけにフリートークで話題を膨らますこともできました。

OriHime₋Dもかなり進化して、音も聞こえやすくなって迷子にもなりにくくなり、去年よりもだいぶ使いやすくなりました。エンジニアの皆さん、ありがとう。

初の役割分担

そして去年はなかった役割分担ができました。去年は3人のパイロットがOriHime₋Dで飲み物を運んで接客をし、バックアップが一人いるだけでした。

フロアマネージャー…会場を見守り、陰で指示だしする【1人】
司会OriHime₋D…前に出て最初と最後に挨拶する、飲み物を運び接客する【1人】
OriHime₋D…飲み物を運び、接客する【2人】
テーブルOriHime…注文を取り、キッチンへ連絡し、接客する【3人】
売店OriHime…売店で商品を売る【1人】
バックアップOriHime…トラブルがあったときに代わりに接客する【1~2人】

私は今回接客もしましたが、マネージャーを担当することが多かったです。ちなみにだれがどの役割をするのかは一時間ごとにシフトで決まっています。

マネージャーは全体を見て、○○さん〇番テーブルに行ってください!とかそろそろ司会の時間です!とかみんなに指示を出す役割です。

第一回目のカフェにはなかった役割なので、最初はどういう感じで指示を出したらいいのかかなり戸惑いました。でも回数を重ねるうちにだんだん慣れてきました。
自分自身も接客の時に接客に夢中で時間を忘れてしまったり、どうしたらいいかわからない時もあったので、マネージャーの指示があると働きやすいと思いました。

どんな困難があっても働ける最高のカフェ

まだまだ進化過程で課題もいろいろあると思いますが、失敗しながら回数を重ねるごとに進化していくこのカフェは、働いていとても楽しくて面白いです。

第一回目から参加させていただいているので、進化を身にしみて感じられて毎日が感動でした。

今でも自分がカフェで働いたことが夢みたいです。自分がカフェで働くなんて、この分身ロボットカフェに出会うまで一度も考えたことがなかったです。

特に高校生の時は自分には将来何もできることがないと絶望した時期もありました。
今はこのカフェでバイトしている高校生の仲間もいます。自分が高校生の時にこのカフェに出会っていたら、将来に絶望することなんてなかったと思います。

未来の仲間たちのためにも分身ロボットカフェをたくさん知ってもらって、体が動かなくてもOriHimeで働くということが普通の世の中になってほしいと思います。

オリィ研究所ではOriHimeで一緒に働く仲間も募集しています。
詳しくはこちら
https://recruit.orylab.com/

OriHime₋Dで外へ出る

余談ですが、カフェの合間にOriHime₋Dで初の野外に行きました。

傍から見たら私はPCを操作しているだけですが、本当にその場でスタッフさんと一緒に散歩している気分になってすごく楽しかったです。

道でも普通に「こんにちは~」と声をかけていただいて、本当に普通に街を歩いている気分でした。
体は島根だけど心は東京!
周りのビルがとんでもなく高くて、こんな都会で仕事してたんだ…!と改めて思いました(笑)

もっといろんなとこ歩いてみたいです!

これからの課題

大成功に終わったカフェですが、まだまだ大きな課題もあります。
冒頭で書いた仕事中ヘルパー使えない問題ですが、まだ根本的には解決していません。

私が使っているヘルパー事業所には幸い、制度内では対応できないことを受け入れているサービスがあり、それを利用しながら働きました。しかし制度外のため事業所には全く収入が発生しないので、短時間しか利用することはできません。事業所の善意による部分の大きいサービスで、一般的な事業所ではこのようなサービスはありません。 

しかし最近は重度障害を持つ方が国会議員にも当選され、制度改正に向けて大きく流れが傾いているのではないかと思います。

私も厚労部会でオリィさんと一緒にOriHimeでこの問題について困っているということをお伝えしてきました。

「分身ロボット」通じ、介護支援訴え 重度障害者「仕事中も公費負担を」
 重い障害のある松江市の女性が十八日、遠隔操作の「分身ロボット」を使って、東京都内の自民党本部であった党会合で国の制度見直しを求めた。

またカフェには多くの政治家の方も視察に来られました。厚生労働大臣も来られ、この問題について発言しておられました。

エラー|NHK NEWS WEB

このカフェを通して、テクノロジーなどのサポートがあれば、どんなに重い障害があっても働けるし働きたいと強く思っているということが、世の中に伝わってきているのではないかと思います。重度障害者が働くにあたって大きな足枷となっているこの問題が、早く解決することを願っています。

コメント

  1. みぃ より:

    第2回分身ロボットカフェで、接客していただいたお客の1人ですw
    このブログ Facebookでシェアさせてもらいました〜
    お客側も、とっても楽しかったですよ♪
    常設の際は行こうと思ってるので、また 会えるかな?
    楽しみにしています!!

    • ふー ふー より:

      みぃさん
      コメントありがとうございます。
      シェアもとても嬉しいです!
      常設化できた時には、ぜひいらしてください!
      またお会いできるのを楽しみにしております。

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